こんにちは
みなさんは「ご先祖様」はどのように考えていますか?
自分は中々お墓詣りにも行けませんが、感謝の気持ちは忘れないようにしています。
今の自分があるのは「ご先祖様」が居たからと考えているからです。
今回のお話は、友人である堤防の彼の体験談になります。
自分たちがまだ20代半ばだったころです。
その頃はみんな働き出したりしていましたが、学生のころの友人たちの付き合いも継続していました。
堤防の彼も働き始めて、趣味の自作PCや車など楽しんでいました。
その頃の自分は実家に住んでいたこともあり、お盆や正月に祖母の家に行きお線香をあげたり、親戚の人たちと色々お酒を飲みながら楽しく親戚づきあいをしていました。
堤防の彼はそのような親戚づきあいがあまり好きではなく、「面倒くさい」と考えている感じがあり、あまり付き合いをしていませんでした。
親戚にあまり興味も持っていなく、少しバカにしていた節もありました。
若いころはそのような親戚付き合いがカッコ悪いと思っていた時期なのでは?と今ならそう思います。
そんな中、堤防の彼は金縛りにあいました。
いつも金縛りにあっているのでまた「いつものか」という具合だったそうです。
でもその時は「いつもの」金縛りでは無かったのです。
仰向けで寝て目の前の空間に白いものが見えてきます。
どんどん大きくなり更にゆらゆら動き始めます。
堤防の彼は目をこらし良く見ると、その白い大きなもやもやは人の顔の集合体でした。
何人もの顔がひしめき合い、その白い大きなもやもやの端の方には最近亡くなった祖父母の悲しそうな顔も見えたそうです。
その時にこの白いもやもやはご先祖様たちの集合体だと気づいたそうです。
そして真ん中には怒っている大きな顔が見えたそうです。でも堤防の彼は知らない顔だと言っていました。
そして話しかかられたそうです。
詳細は覚えていないとのことでしたが、要約すると
「墓参りや線香をあげなくても構わないが、先祖のことはバカにするな!」
と言われたそうです。
そして堤防の彼は必死にその白い集合体にむかって謝罪を繰り返したそうです。
「今までで一番怖かった体験だった」と言ってました。
この後に墓参りをしたとか話を聞いていないので、親戚付き合いを今までと同じようにあまりしていないと思いますが、考えは変わったのではないかと思います。
みなさんも「ご先祖様」に感謝の気持ちをもって手を合わせてみてはいかがでしょうか。
お盆も近くなってきました。
お墓参りに行けなくても、心の中では感謝の気持ちは持っていたいと思った体験談でした。