こんにちは
CBR1000RRのタンデムシートですが、小さいためシートバックを乗せようとすると、RRカウルにバックやフック等が当たりキズが入ってしまします。
今まではマスキングテープを貼りキズ対策をしていましたが、今回は大きなシートバックを付けられるようにタンデムシートを加工したいと思います。
・現状

この小さいタンデムシートに

ちょいピンボケしていますがこのシートバックを搭載できるようにします。
RRカウルの幅より少し出るくらいです。幅は620㎜
レプソルカラーにあうようにアクティブオレンジのバック購入してみました。
あとでこのタナックスのキャンピングシートバックの詳細をアップできればと思います。
・加工開始

中古のタンデムシートを用意しました。
これを加工していきます。

表皮を外してベースとウレタンに分けます

タンデムシートの上にボードを取り付けるためにウレタンを平らに加工します。
ベースにはボードを固定できるように穴を開けます。

ボードの加工です。
今回は加工のし易さと検証のためにMDF材を使用しています。
水分を含みやすい素材ですが、ニスを塗ることで防水加工もしたいと思っています。
厚さは13㎜です。ベースに固定するためにボルトを取り付けます。

タンデムシートのベースに仮付けです。
ここで全体のバランスを確認します。

タンデムシートのボードにシートバックを当ててみます。
左右のバランスも良さそうなので、ボードの加工もしていきます。

ボードにシート表皮を付けてみました。

シート表皮の固定にはタッカーを使用しています。
タッカーは結構強力なのが必要になります。そうでないとベースのMDF材に負けて芯が入っていきません。

裏側だけですがこのようになりました。
防水用にニスを3回塗っています。

見切れていますが、このように搭載可能になりました。
バックがカウルに触れることなく安心して使用できます。
シートバックも前後左右に移動することがほとんどありません。
あとは雨の日にMDF材がもつかどうか確認が残っています。