HCR32 スカイライン ヘッドカバー交換

こんにちは

過去の作業記録になりますが、RB20エンジンのヘッドカバーの交換になります。

・事前準備

今回はヘッドカバーのオイル漏れがあったのでパッキン交換に、ヘッドカバーを塗装して印象を変えようと思います。

部品取り車からヘッドカバー、プラグカバー、タイミングベルトカバーを外し塗装します。これをパッキンと同時に交換していきます。

ちなみにカラーはソフト99のスプレーで塗りました。

・作業開始

ヘッドカバーPK交換

作業を開始します。

エンジンは出来れば冷えてる状態で作業してください。

ヘッドカバーPK交換

ピンボケですがオイルが結構にじんでいます。

ヘッドカバーPK交換

タワーバー、インテークパイプ、ブローバイホースなど外していきます。

外す前に画像で押さえておくと組付け時に参考になります。

ヘッドカバーPK交換

取り付け時にはパッキンが当たる場所は出来るだけ脱脂してきれいにしてください。

カムシールホルダーとパッキンが当たる角の場所には液体パッキンを少し塗ってください。

ヘッドカバーPK交換

組付けて完了です。

・交換完了

ヘッドカバーPK交換

全体を見て組付け間違いや付け忘れを確認して完了です。

・注意点

作業自体はそんなに難易度は高くないです。

ただインテーク系を外しますので、ホースに部品など落とさないようにウエス等で塞いだ方が良いです。組付け時に外し忘れに注意です。

後はエンジンは冷気状態で行うのが良いです。エキゾーストに触ってやけどの危険もあります。

ヘッドカバー組付け時にパッキンが外れて噛みこんで切れてしまいオイルが漏れてしまいますので気を付けてください。

ヘッドカバーのボルトは+ボルトでストッパーが付いていないので締め過ぎるとパッキンが変形してそこからオイル漏れしますので規定トルクで締め付けが必要です。

タイミングベルトカバーのクランク角センサーは外したら元についていた位置に必ずつけてください。どうしてもわからない時はディーラーで調整してもらうか整備書を手に入れて調整が必要になります。

ヘッドカバーを塗装する時は表面の脱脂が必須です。

自分が行った塗装の工程ですが

洗剤(ケーエムクリーン)でつけ置き→ブラシ、パーツクリーナ―で汚落とし→乾燥→ペーパーで足付け→脱脂→サフ(スプレー)→塗装(スプレー)

このように塗装しました。

思っていたよりも塗装はエンジンの熱でも見た目は大丈夫そうですね。