BMW E46 車高調→ノーマルへ交換

こんにちは

BMW E46の車検整備の続きです。

車高調からノーマルへ交換作業になります。

車高短なので、スロープに乗せてからリジットラックに掛けます。

リジットラックの掛け方はこちらです。

FRの交換作業

今回のFRショックアブソーバを外す時の工程です。

・スタビライザーのリンクを外す

・ロアアームとショックアブソーバーを外す

・アッパーマウントを外す

大きく分けて3つです。

それぞれの画像で紹介します。

・スタビライザーリンク外し

FR ショックアブソーバー本体からスタビライザーのリンクを外します。

ここでは16㎜のナットが外れない時は、ボルト側にも16㎜で押さえられます。

取り付け時にはスパナ等で押さえてからナットにトルクを掛けて下さい。

・ロアアームとショックアブソーバーの締結部外し

ナックルとショックの結合している18㎜のボルトを外します。同時にブレーキホース、ABSケーブル、パットセンサーケーブルのブラケットも外すします。

外す時にはロアアームの下側にジャッキなどを入れて下がりすぎないように押さえておきます。

・アッパーマウント外し

アッパーマウントの13㎜のナットを外します。

ナットを外すと下がるので、ブレーキホースやABSのケーブルに気を付けてショックアブソーバーを取りはずします。

慣れてない人はショックを持つ人と周りを見てくれる人の2人で作業するのが良いと思います。

取り付け時はこの逆の作業になりますが、スタビライザーのリンクを取り付ける時は左右のショックアブソーバーがアッパーとナックルが取り付けた状態で作業をするとやりやすいです。

・FRショックアブソーバー取り外し注意点

右側にヘッドライトのレベルセンサーがあります。

ロアアームが下がるとそのままレベルセンサーのリンクが抜けてしまうのであらかじめ外しておきましょう。

RRの交換作業

RR側の作業工程になります。

・ショックアブソーバーを外す。

・スプリングを外す

RRは大きく2つに分かれます。

ことちらも順番に紹介します。

・ショックアブソーバーを外す

まずRRロアアームにガレージジャッキを当てます。

トランクルームのインナートリムを外して、ショックのアッパーの13㎜のナット2つを外します。

ゆっくりガレージジャッキを下げてフリーになってからナックルとショックアブソーバーの18㎜締結ボルトを外します。

ショックアブソーバーを外した状態ですが反対側も同じようにショックアブソーバーを外します。

反対側がショックアブソーバーが取り付け状態ではスタビライザーが効いていますのでアーム下に下がりきらずスプリングが外しづらくなります。

・スプリング外し

左右ショックアブソーバーが外れていればアーム全体を下げて左右のスプリングが外せます。

RRショックアブソーバー、スプリング取り付け

RRはショックアブソーバーとスプリングが別になっていますので、このまま取り付けの紹介です。

アーム上にスプリングが当たるところは取り付け前に砂利など掃除をしてからスプリングを取り付けます。

スプリングの上下にラバー―シートを装着してから左右同時に組み込みます。

RRショックアブソーバー締結ボルトにネジロックを塗ります。

ゆるみ防止の目的です。

取り付けたらガレージジャッキをショックアブソーバーのアッパーマウントに当たる部分まで上げます。

ガレージジャッキを上げてアッパーマウントに当たる手前で止めて、取り付け位置を調整してから再度上げます。

ショックアブソーバーの取り付けボルトにトルクを掛ける時はガレージジャッキをリジットラックが浮くか浮かないかギリギリまでアームを上げます。

理由は輪荷重をかけている状態(1G状態)にしたいからです。

ちなみにFRも同じように輪荷重(1G状態)でトルクを掛けています。

ジャッキを外すとこの位置まで下がります。

この後前後の足回りで取りはずした箇所の確認をして終了になります。

注意点

足回りの交換自体はそんなに難しい作業ではありません。

ただ、慣れていないと一人で作業するのは少し大変かもしれません。

ボルト等を外す時など結構力を使う箇所が多いので、車を上げる時はジャッキだけだと車体が不安定になりますのでリジットラックを掛けてから作業することをお勧めします。

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